勉強に対して子供にやる気を与える方法

お子様が勉強に対して意欲を持って学習すること。それは勉強の質にも繋がる非常に重要なことです。勉強する時間に質が伴えば、ただ単に勉強するよりも、よりいっそう効果的に知識を身に付けることができるのです。

では、どうすれば子供にやる気を与えることが出来るのでしょうか?


【 将来の自分に対するイメージを持たせる 】
これは特に低学年のお子様にとっては難しいことかもしれません。ですが、高学年のお子様であれば具体的な将来のイメージを考えてもいい年頃です。例えば、将来何になりたいの?という問いに対して、その職業になるためには勉強が必要だった場合、「それだったら勉強しないといけないよ」と勉強を促すのではなく、その職業に対する意識を尊重して、より憧れるように誘導することが大切です。その職業を目指すために勉強が必要だという事に、自分自身で気付いてもらうのです。

将来に対して具体的なイメージが何もない場合は、勉強が必要な物に対して憧れを持たせてあげるのも一つの手だと思います。例えば、勉強とは関係ないですが、現役で有名な野球選手は、テレビで見た選手に憧れて野球を始めた方が多いのと同じ事です。将来、自分はこういう風になりたいという憧れを持たせることが出来れば、じゃあ実際にはその目標に向かって、どんな努力をすれば良いのか考えるようになります。

憧れを持たせるためには、将来の目標に関する様々なものを、子供の目に触れさせることです。それはテレビでも良いですし、漫画でも絵本でも良いと思います。子供は感受性が豊かなので、色んなものを吸収し、憧れを抱いてくれると思います。ただ憧れを持たせることを無理強いしてしまってはいけません。子供が興味を持ちそうなものを、さり気なく散りばめておくのです。

【 成果に対してご褒美を与える 】
この方法は、低学年・高学年問わず有効な方法だと思います。特に勉強に対する意欲がなかなか上がらない場合にも使えます。単純に「成績が上がったらご褒美に何かを上げるよ」と言う方法ですが、そのご褒美は、お金や遊具ではなく、できるだけ子供が興味を持てる実用的な物にしましょう。お金や遊具をご褒美にしてしまうと、成績が一時的に上がっても、その後の興味が勉強以外の物に移っていしまう可能性が高いからです。洋服などでも良いですし、音楽に関するものであれば、勉強の息抜きにも使えて最適だと思います。子供が勉強に対してやる気になるきっかけを与えてあげることが何よりも大事なのです。

ただしここで重要なのは、成績が上がった事に対してご褒美をあげるのではなくて、成績を上げようと努力したことに対してご褒美をあげるようにしてください。勉強を始めて、いきなり簡単に成績が上がるわけではありません。成績には上がり方というのかあって、最初は緩やかに上がるか平行線のままで、勉強を継続することによって、ある期間を境に急激な上昇カーブを描くのです。勉強を継続させるためには、成績が上がらなくても努力をきちんと認めてあげることが大事なのです。きちんと努力をしている姿を確認できたのであれば、たとえ成績が上がらなくても、成績を上げようと努力した事に対して、ご褒美を与えるようにしてください。

【 興味がある・得意としている分野に対して、その可能性を褒める 】
お子様に何か一つでも興味がある・得意としている分野があるのであれば、その分野に対して、きちんと褒めてあげてください。本人にとっては大してすごいことだとは思っていなくても、きちんと褒めてあげることによって、その分野は子供にとって、自分に対する自信へと変わります。何か一つでも自分にとって自信のある分野があれば、それは勉強と向き合う上で自分の強みとなるので、勉強への不安は軽減され、他の分野にも力を発揮しやすくなります。

【 苦手としている分野には、好きになるきっかけを与える 】
苦手な分野の学習は、子供にとってどうしても嫌なものです。苦手な分野には何かきっかけを与えることで、苦手意識を克服できるようにサポートしましょう。例えば英語が苦手な場合、最初のうちは出来るだけ簡単な教材を用意してあげましょう。自分にも問題を解くことができるという自信を少しでも感じてもらうのが大切なのです。さらには英語の歌詞で有名な曲を子供と一緒に聴いて、その曲に興味を持ってもらい、英語の歌詞を翻訳しようと、子供に手伝ってもらうのもいいでしょう。きっかけは何でもいいので、お子様が少しでも苦手な分野に対して興味を持てるように、さり気なくサポートしてあげることが大事なのです。